臨地実習で使用する「手順書」の作成・評価・改良を行いました

今回は、研修生それぞれが指導医とともに、臨地実習で使用する「手順書」を作成しました。
集合研修では発表を行い、疑問点や改善点について活発に意見交換を行いました。

特定行為における「手順書」は、処置やケアの手順を並べたマニュアルではなく、医師や歯科医師が看護師に診療の補助を行わせるために作成する正式な指示書です。
どのような患者さんに対して、どのような病状のときに、どのような範囲の行為を行うかなど、安全で適切な医療を提供するための条件(6項目)が定められています。

研修では、特に重要とされる「対象となる患者」と「患者の病状の範囲」を中心に内容を検討しました。
これらは、看護師が安全に判断し行動するための“青信号”のような役割を果たします。

さらに、「確認すべき事項」なども含め、実際の患者さんの状況を想定しながら、判断基準が明確で、分かりやすく、使いやすい手順書となるよう工夫を重ねました。
また、経験豊富な先輩の特定看護師から、より実践的なアドバイスをいただくこともできました。

今後の臨地実習では、この手順書を活用しながら、より安全で確実な看護実践を目指していきます。

 

 

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