令和7年度看護師特定行為研修 臨地実習報告会を開催しました

特定行為研修での成果を明日からの実践に‼

臨床の最前線で求められる判断力と実践力は、どのように育まれるのでしょうか。
その答えの一端が、本報告会にありました。

本研修では、共通科目および区分別科目での体系的な学習を基盤に、臨地実習でのリアルな臨床体験を重ねています。今回の報告会では、研修生一人ひとりが実際の症例を通して得た知見をまとめ、「実践に活きる学び」として発表しました。

発表では、単なる症例紹介にとどまらず、

・手順書に基づく臨床判断の妥当性
・実践プロセスにおける安全性・適切性
・実施後の成果とその臨床的意義

といった視点から、多角的な分析と考察が行われました。

さらに印象的だったのは、「学びをどう現場に還元するか」という視点です。
研修修了後に各施設でどのような役割を担い、どのようにチーム医療へ貢献していくのか――。研修生それぞれが、自らの将来像を明確に描き、力強く発信していました。

報告会では、指導医や特定看護師との専門的な質疑応答が活発に交わされ、臨床判断の深さがさらに磨かれる機会となりました。また、各施設の管理者の皆様から寄せられた温かい言葉は、研修生の大きな励みとなりました。

一連の発表を通して浮かび上がったのは、確実に成長した実践者としての姿です。
本研修で培われた力は、今後それぞれの現場で、確かな医療の質向上へとつながっていきます。

■ 発表テーマ一覧                                                   

1.術中麻酔管理中に「橈骨動脈ラインの確保」を行った一例
2.消化管出血による重症貧血に対して「橈骨動脈ラインの確保」が循環動態評価に
有用であった一例
3.胸腔鏡下肺切除術後患者に対する「胸腔ドレーン抜去」が苦痛緩和と早期離床に
つながった一例
4.腸管との交通を疑われる瘻孔に対する「陰圧閉鎖療法」の実践
5.ロボット支援下仙骨膣固定術中に片肺挿管が疑われた患者に対し
「経口用気管チューブ位置の調整」を行った一例
6.人工呼吸器非同調を来している患者への「侵襲的陽圧換気の設定の調整」を行った一例
7.重症脳損傷症例の「人工呼吸器からの離脱(SAT/SBT)」の実践報告

 

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